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神社・仏閣

岩屋堂観音堂

8世紀頃、北陸地方で活動していた泰澄大師(たいちょうたいし 西暦683~767年)が創建。
鎌倉時代には、執権・北条時頼も訪れ、その霊験にあやかり、越後三十三ヶ所観音霊場の第一番札所としました。
また、戦国期には上杉氏に信仰され、一族の長尾景直が亡き母円妙院のために建てた墓もあり、土地を寄進したと伝えられていることから、円妙庵とも呼ばれました。さらに、境内の「弘法の硯岩(すずりいわ)」と呼ばれる巨大な一枚岩には、「弘法大使のなげ筆」といわれる梵字跡があるといわれています。林の中にひっそりと自然石を敷いた参道や、観音堂におおいかぶさるような大岩とケヤキの大木に包まれた境内は、静寂の中に霊験と神秘の歴史を感じさせてくれます。

施設情報

住所 上越市名立区名立大町 842
電話番号 025-526-5111(観光振興課)
関連URL
営業時間:無住寺院のため、通常は施錠されております。拝観をご希望の場合は、事前に世話人まで電話で連絡をしてください
世話人:渡辺一雄(025-537-2635)
料金 無料
駐車場 無料、30台駐車可(大型バスも駐車場まで進入可)
交通アクセス(電車)
トキ鉄・日本海ひすいライン「名立駅」より徒歩10分
交通アクセス(路線バス)頸城バス「岩屋堂」下車徒歩10分
交通アクセス(車)北陸自動車道「名立・谷浜IC」より8分

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