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登録有形文化財等

宇喜世

城下町・古き高田を色濃く残す街並みに佇む「宇喜世」は、江戸時代末期にまで遡るという由緒ある創業百四十年の料亭です。国登録有形文化財の歴史ある風情を感じながら、伝統ある料亭の味をごゆっくりご堪能いただけます。四季折々に美しく変化する庭園とともに、旬を凝らした“宇喜世ならではの四季”を心ゆくまでお愉しみください。

施設情報

住所 上越市仲町 3丁目5番4号
電話番号 025-524-2217
関連URL http://www.ukiyo.jp/index.html
営業時間 11:30~22:00
昼 11:30~14:00 夜 17:30~22:00
休業日 毎月 第2月曜日(不定休)
料金 メニューにより異なる。
駐車場 50台 ※大型バスも駐車できます。交通アクセス(電車) トキ鉄・妙高はねうまライン「高田駅」より徒歩5分
交通アクセス(車) 上信越自動車道「上越高田IC」より10分

関連展示

現在の「仲町」は、江戸時代の頃は「田端町」という町名でした。
田端町は福島城(現在の直江津の春日新田付近にあった高田城以前の城)の城下町で、魚市場や卸し業が盛んでした。

高田城の築城に伴い、この地に移転したとされています。 城下町の中心部は、ほぼ福島城下の町をそのまま移転して建設されたようで、魚の販売権利も損なうことはなく、移転前と変わらぬ活気に満ちていました。
このような歴史から、仲町には、魚を扱う=お料理をお出しする料理屋、割烹料亭が多く生まれ、昭和40年代くらいまでは大勢の芸者さんも行き交う粋な町として栄えました。 宇喜世もこの田端~仲町の成り立ちそのままの歩みをしています。
当初は魚の卸し業だったようですが、江戸末期(1800年代中頃)当時、主人甚之助は仕出し屋を営んでいました。

そののち江戸末期から明治のはじめ頃、甚之助の娘婿、八蔵のとき割烹料亭となって平成の今に至っています。
仕出し屋としての時代からだけでも150年以上高田の町に続いている日本料理店ということになります。