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史跡・遺跡

龍摺石

龍摺石は、大島区に残る龍神伝説にまつわる石です。その昔、龍神同士の縁談のもつれから死闘となり、負傷した龍神は尾を石に摺りこみ、旋風を起こして火の玉となって天に上りました。その際、炎上する大石にはくっきりと龍の尾形が残ったといいます。その後、誰が言うともなくこの石を「龍摺石」と呼ぶようになりました。旱魃の年に、村人が雨乞いをするとたちまち大雨を降らせたといいます。この石は、もともと山中にありましたが、昭和63年(1988)に現在地に移されました。

施設情報

住所 上越市大島区菖蒲地内
電話番号
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