巻遺跡・クリス形石剣（森成家所蔵）
昭和2年、潟町村大字潟町にて高田師範学校の生徒が発見した資料で、高田師範学校の斎藤秀平から森成麟造に寄贈されました。当時はクリス形石剣の発見例が少なく、分布は北九州に限定されると考えられていました。そうしたなか上越で発見された本資料は、青銅器文化の広がりを考える上で注目され、昭和14年に国の重要美術品に指定されました。
施設情報
| 住所 | 上越市大潟区潟町 |
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関連展示
クリス形石剣は出土数が増えた現在、分布域は更新されつつあるものの、発見から100年近く経ってなお、本資料がクリス形石剣の国内最北出土例であることに変わりありません。